記憶に残る昭和の名花たち

映像で綴る懐かしの名曲♪

秋の夜長は銀巴里で/大木康子

◆グローバリズム派ライセンス生産系、和製シャンソン

銀巴里は1951年(昭和26年)に創業されたしたシャンソンの殿堂です。惜しくも1990年の12月に閉店しました。
1954年(昭和29年)にはライブハウスとして発足。昼はシャンソン喫茶、夜はキャバレーとして営業していたという。
2002年10月記す。

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大木康子さん、初めてだったけど、面白格好よかった〜、ああいう還暦はいい。(おすぎとピーコ部掲示板パート3、‘02年1月のメスラクダさんの書き込みより引用)

大木康子さんは、1962年デビューのシャンソン歌手です。
銀巴里との接点は
1962年銀巴里第4回オーデションに
合格したのが最初です。

同年、東京ヒルトンホテルのスターヒルクラブで、
平岡精二クインテットの専属歌手として
プロの道の第一歩を踏み出したそうです。

以外にも当時は、ジャズやポピュラーを中心に活動していたようです。

デビュー以降40年間、
銀巴里を含むライブ活動の他
コマーシャルソングやドラマのテーマソングも手懸け
ジャンルを超えて幅広く活躍していらっしゃいます。

1967年6月14日に《札幌銀巴里》開店

残念ながら東京銀座の銀巴里には行った事がない。
札幌の銀巴里には
何度か足を運んだ事がある。

大木康子さんも札幌銀巴里に出演されたと思うが
記憶にないし、手元に資料もない
ご存知の方おられるだろうか?

今もススキノに銀巴里はある。
札幌にお越しの折りは
お寄りいただけたらと思う。

銀巴里ライブ 『愛しか歌えない』/大木康子

1981年7月10日録音のLP、
それがこのページのテーマである。

実に好ましいアルバムで
大切にしている1枚である。

優れた録音は
今はなき銀巴里、
客のさざめきやグラスの触れ合う音、
往時の雰囲気を知らない者にも、
懐かしさを感じさせてくれる。

このレコードを買うまでは
大木康子さんのことは何一つ知らなかった

ジャケットの銀巴里ライブという文字に惹かれて
思わず購入してしまった。
聴いてみて驚嘆した。

大木康子さんの歌の音色は色数が多く明るい
その明るさを例えれば
「苦労されたんだろうけど、明るく屈託ない方です」
とでも云うような明るさ。

聞くほうにしてみれば、その声質は
風邪をひいた時に
随分と歳の離れた恋人が作ってくれたミルクココアを思い出させる。

♯♪♪♪♪♪♪♪♪♭

収録曲

SIDE A

  1. オープニング〜恋の友達
  2. 私のパリ祭
  3. ジャバ
  4. メランコリー
  5. 逢びき
  6. ラ・ボエーム

SIDE B

  1. あきれたあんた
  2. 私のジゴロ
  3. ビリー
  4. 愛はるかに
  5. 貴方とランデブー
  6. もしも貴方に逢えずにいたら

シャンソンは仏蘭西の演歌かも

私のパリ祭やラ・ボエーム等どれも素晴らしいが
私的には
B面の方が好きである。

あきれたあんたは甲斐性無しのダメ男の歌。
<どういうわけかその手の歌が好きだ。>
その手の男を好きになったの泣き笑いを歌っている。

ビリーと言う題名は初見だと思うが
失恋をした女の気持ちを
ビリーと言う人形にたくして歌う、フランス版演歌だ。
これが”なんともかんとも”泣かせる詞。
『お前(人形)をにくみ 腕をもいで 心を静めた日もある』 山川圭佑訳詞、()内は筆者注。
というフレーズは
女心にグサッとくる言葉だと思う。が、如何だろうか。

歌は、歌い手の肉体の履歴かもしれない

十代、二十代、三十、
四十、五十、六十、七十代の歌手の
それぞれの味わいと言うものがあると思う。

私のジゴロと言う歌は
金目当てと知りつつ、肉欲に溺れる
中年女の馬鹿さ加減を歌ったもの。
『匂うような若い体で 私をもて遊ぶ』
*古賀力訳詞
というところなんか
二の腕や腰周りに
たっぷりと貯金をしなければ
さらりと洒落て歌うことは出来ないだろう。

大木康子さんの歌には

無駄な飾りがなく
鼻につくシャンソン臭さがない
調子のよさがなく
ものほしさがない
*ライナーノーツ 永田力氏の「残されたシャンソン」より引用

心地よく大人の心を癒す

ミルク色の声の持ち主、大木康子さん。

大木さんの暖かく包むように歌うその声は、聞いていて心がほっとするひとときでした

シャンソン界のトップ歌手大木康子さんの暖かくやさしい歌声

大木さんはかっこいいですね。宝塚の男役みたいな・・・。(違うか?)

これらは冒頭に引用した掲示板に書き込まれた言葉だ。

→Rainbow of Sadness 大木康子 - 哀しみの虹 From the 1960's. ふくよかで・・・まさにミルク色の声。今の若い人のキンキラ声はどうなんだろうね。

Webで調べても大木康子さんの情報は少なく
CDもたった一枚だけの紹介しかない
出来うれば
銀巴里ライブ 『愛しか歌えない』/大木康子も完全な形で再発して欲しい。

大木さんの歌を録音で聴こうとしたら
ライブ物のほうが良い
スタジオ録音では、どうもライブほどの冴えが見られない
勝手な解釈だが
真面目で、ナイーブな方なので
プロデューサーの意向に左右されるからかもしれない。

しつこいようだが大木さんの残したLPを再発して欲しい
コンサートも良いが、癒しを独り占めするには
音盤のほうが良いから、もっと多くの人に知って欲しいから

→アマゾンにも此のCDしかない、しかも在庫は一点きり。世の中どうなっているんだろう・・・ランキング至上主義でランク外はダメってそうじゃネーダロ〜タコスケが。つい取り乱しました。

季節の中に埋もれて
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